神社と仏閣の違い、神様と仏様の違いに関して

皇導です。


昨今ではスピリチュアルが流行っておりまして、神社参拝や仏閣への参拝を行い、
視えざる存在を意識して生きていらっしゃる方が、以前よりも増えたのかなと当方は感じています。


その弊害として、無知識でいまいちよく分からないものの、そういった存在を頼りたい方々が増えていると感じています。
神社というものや神社の神様が分からないから頼らない、という方々が、分からないけど頼っとく、という方向性にシフトしているなと感じます。


お客様の中には、何も今に始まったことではありませんし、私も昔はそうだったのですが、
「神社と仏閣の違いが分からない」という方が数多くみえます。


ご存知の方が多くお見えだとは思いますが、ここであえて、今一度神社と神社の神様の定義と、
仏閣と仏閣の仏様の定義を伝えたいと感じてこの記事を書きます。


◆神様という存在の認識が皆あやふや
さて、現代では嘆かわしいことにですが、「神ってる」や「マジ神」や「神曲」だの「神推し」とか「神じゃね」などという言い方で、
意味合いとしては「究極」という単語の代用という使われ方で「神」というのが使われます。
神社神道の神様も、諸外国の神も存在しており意識があり人を観測しています。


西洋人の言う「オー・マイ・ゴッド(おお、神よ=なんてこった)!」とか、「ジーザス・クライスト(イエス・キリスト=なんてこった)!」は、
信仰心があって、全ての物事を神が支配しフルコントロールしているという認識があるため良いと思いますが、
日本人の言う「神」というのは、諸外国の唯一神のように「神」を認識した上で、
「よくわかんないけど究極」という意味で発せられるものです。
海外の「アッラーフ・アクバール(アッラーは唯一の神なり、もしくは、アッラーは最も偉大である)」や、
上述のアメリカンスラング的な神がどうたらこうたらは、
「聖書も読んでよく勉強して宗教教育をしっかり受けて洗礼を受けた上で「神」という言葉を使っている」わけです。

日本人は「神」の定義がよくわかりません。
第二次世界大戦後、国家神道の廃止をされ宗教教育を禁止された事が要因です。
また、教育者に左派が多く、いまいちこの日本的自意識の象徴である、「日本の神」もしくは「天皇制(こう書いた理由は後述します)」に関しての教育を避け、
悪いイメージを押し付けてきた辺りも要因かと思います。(国家自体に愛着を持った場合、神道に興味と知識を持つ事に繋がります)


神道ってなあに?というあやふやな知識で申し上げる「神」という言葉は、
「よくわからんが究極」
「神=唯一神?八百万?よくわからんが凄いに違いない」
「神=なんかよくわからんけど導いて、優しいから叶えてくれるみたいだね色々」
「葬式で祈る対象なんだっけ?あれ?仏?よくわからんがどっちも神でしょ。神仏習合だし(違います。神仏分離しています。)」
この4つのイメージが多いかと思います。


事と次第によっては、キリスト教式の結婚式で新郎新婦に牧師が「アナタハ カミヲ シンジマスカ」だの「カミニ チカイマスカ」などと言っている、
その「神」自体を、いわゆる「神」として認識し、神社の神様も同じなんじゃないの?としている方もかなりの数いらっしゃると思います。


おぎゃあと生まれて初参り、新年七五三を神社へ参拝し、法事で寺に通い、大人になったら神社参拝、結婚式はキリスト教、死んだら寺でお世話に、
このような意味不明なトリプルスタイルの宗教観がまかり通っているのは世界中探しても日本だけだと思います。
こんな経路の人は多いのではないでしょうか。
ちなみに、日本人であればキリスト教式の結婚式は切り捨ててもよろしいかと思います(結婚式を人前式や神前式にするなど)、


これを読まれている方は、「比較的信心深く、神社仏閣にもほどほどに参拝し、神様を信じている方」に違いないと思いますが、
「どういった風のどの神様に、どれを祈ったら良いと思って何を祈っているの?」と私が訪ねた場合、良い回答がなされないのでは無いかと私は想像します。
いじわるですが、「神社と仏閣の違いって何でしょうか?」という質問にも、大半の方から良い回答は返ってこないでしょう。


よく分からんので、よく分からんのを隠して、一切詳しいところは何も知らず、
「神様ってすごいね~」「神社豪華だったね~」「祝詞きれいだったね~」とやられている方が、
神社に参拝をされている方々も、このコラムを読んでいただいている方にも多いに違いありません。


◆正しい神の認識
私は事あるごとに、「神社神道の神様」という言い方を行っています。
この言い方で、聞く人に正しい神の認識が生まれるように促しているつもりで申し上げています。


さて、ここで言うべき正しい「神」の認識は、
「古事記や日本書紀などの日本の神話に出られている、日本固有の数多くの名前の有る神様方と、
 それ以外にも存在している日本に八百万(無限に等しく数えきれない数)いらっしゃる神様」です。


他の回答だと、「天皇陛下の百数十代前の祖先が天照大神様で、その下にいっぱいいらっしゃるのも神様」でも良いですし、
もっとレベルが低い回答であれば、「日本にたくさん存在している神様」が、神の定義でもよろしいでしょう。
私が正しいと感じる中で最底辺の回答は、「手合わせとけば良い存在で、神社仏閣でいったら神社の方のが神様」です。


認識を高めたいのでしたら、古事記を読むべきです。


文章的なものでしたらこの二冊が推奨です。


半ば面白く読ませようとしすぎているきらいがありますが、パーフェクトで良い知識が手に入ります。
DVDセットで4万以上する内容が詰まっていますので、高くはないと思います。
(以前、この古事記完全講義のDVDを私は持っていました)



まんがで分かりやすくライトに、という事でしたらこちらが推奨です。入門に最適です。







とりあえず上記のいずれかをご覧になり、本の知識から神の定義を手に入れることが推奨です。


私が特殊な案件にご相談者様を神社へお連れする場合、まんがで読む古事記をプレゼントし、当日までに読んでいただいた上で、
移動中に延々と神道に関してのお話を致します。
正確な認識を行い、神社神道の神様へ相対するにふさわしい気構えと知識を付けたほうがより願いが届くからです。


知らない人も多いのですが、日本人の常識として「神」の定義はぜひ入手して下さい。
神社仏閣にわけも分からず参拝し、結婚式はキリスト教という意味不明な日本人は卒業していきましょう。


◆神社とは
「神社神道の神様をお祀りし、お捧げ物をしているところ」になり、そこに神様がいらっしゃるとも言われている場所になります。
葬式は専門外ですが、超少数派ですが「神道」という古来から有る宗教に完全に所属している場合、神社の中以外で葬儀もやります。
「祝詞」という、「なんまいだぶ」ではない、尊い神様にお願いをするうたが有るのがこちらです。


◆神様とは
前述の「正しい神の認識」の通りの存在です。
縄文時代から日本では崇められていたと言えます。

不思議なことに、神社では基本的には神様の見た目の描いてあるものは祀りません。
神様の見た目は、想像も及ばないほど尊い存在のため伺いしれない、と考え、
気になる心を抑えておいたほうが良いかと思います。
また、絶大な強制力で物事を変える力があるものの、お怒りになられると人を悪い方向にされる場合もあるとされています。


◆仏閣とは
「仏教の仏様をお祀りしているところ」になり、そこに仏像があり、一切の願いが仏様に通じるとされている場所です。
中で葬式もやりますし、葬式のスペシャリストです。99%の方が亡くなってからお世話になるのはここです。
手を合わせて礼をして拝みます。「なんまいだぶ」とか「おんあぼきゃ」と、お経を読むのがこっちです。


◆仏様とは
「仏教における、ありとあらゆる性質を持ったそれぞれの仏様」で、即願えば叶うと言われている存在です。
インドで発祥し、約1,500年前に日本にやってきたのが仏教です。
「あとから来たほうが仏教」なので、神社の方に先に手を合わせに行きましょう。
「仏の顔も三度まで」とあるように、慈悲深く心の優しい存在です。


◆まとめ
以上です。神と仏の定義、バッチリでしょうか。
本記事によって良い知識を皆さんは獲得できたと思いますので、その知識によって、良いマインドでご参拝を。


また、得た知識を人にも広めてあげて下さい。
理解の増えた参拝者の方が多くなれば多いと、きっと神様もお喜びになられます。


皇導