霊能者視点での「穢れ(ケガレ)」とは?発生要因やお祓い、浄化方法・祓い方を解説

皇導です。

皆さんは神社参拝の折、

  1. 「鳥居」をくぐる
  2. 「手水舎(てみずや)」で手と口を清める
  3. ご祈祷を受ける際には「お祓い」を受ける

と思います。

何の気無しに「作法だしやっている」という方が全てかと思いますが、これは「穢れ(けがれ)」という霊的な悪性のエネルギーを減らしていくしていく簡易儀式となります。
(「お祓い」だけは純然たる儀式ですが)

神社神道の神様方は、この穢れを嫌うとされています。
穢れの減らし方を知ると霊的に清い状態で神社参拝をする事が叶いますので、神様がお願い事を聞き届けて下さる可能性が純粋に上がります。

また、神仏を含めた視えない霊的な存在や石(パワーストーン)から好かれるような人物にもなります。

現実路線から、また、霊能者視点から、その「穢れ」を紐解いていきましょう。

「穢れ(けがれ)」とは?

そもそも穢れとは何か。
それは、神社神道の基礎になっている、日本に於ける神話「古事記」「日本書紀」に記されているものです。

その中に記されている内容を概要として書きます。

伊邪那岐大神(イザナギノオオカミ)という多くの神様型の始祖にあたる男性神が、その妻の伊邪那美大神(イザナミノオオカミ)という女性神がお亡くなりになられた際、連れ帰るためその死後の行き先である黄泉を訪れます。

(中略)

色々あって黄泉の国の化け物の軍勢から凄まじい勢いで伊邪那岐大神(イザナギノオオカミ)は単身逃げます。

そして脱出して黄泉の国へと通じる洞穴の出口を大岩で塞ぎ、更に色々あって、「筑紫の日向の橘の小戸(つくしのひむかのたちばなのおど)」という場所の「阿波岐原(あわぎのはら)」という川へ行き、そこで死者がたくさん居た黄泉の国で受けた穢れをみそぐ事をなされました。

このように「古事記」「日本書紀」には記されています。

穢れた衣服を脱ぎ、川へドボンと入り、思いっ切り水浴びをしたという感じです。

これが穢れ祓い(けがればらい)であり、禊(みそぎ)の原点だと言えます。

以来、古事記・日本書紀には「穢れ」という書き方は出てこなかったと記憶しています。

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祝詞(のりと)には「穢れ」がたくさん出てくる

しかし、神社にてお祓いを行う際の祝詞「身禊大祓(みそぎのおおはらえ)」では、

  • 禊(みそぎ=身をそそぐ=身を清くする)
  • 穢(けがれ)
  • 祓い(はらい=清くする)
  • 清め(きよめ=清くする)

という言葉がバンバン出てきます。

「黄泉の国の死者のきたなさ」=「穢れ」だったはずなのですが、よくわからない所で「私達のきたなさを祓って下さい」と、お祓いをされる祓戸大神(ハラエドノオオカミ)といわれる四柱の神様にお願いする形式になっています。

POINT!

神様は「一人、二人」と数えるのではなく、「一柱、二柱」と数えます

人間はどうして穢れているのか?

我々人間は特に黄泉の国にいって化け物と出会って大変な事になっていないのに、なんで穢れているのでしょうか?という話です。

神社神道的なお話だと「我々人間は、日常の中で知らず知らずのうちに穢れを受け、罪を行っているのです」とされています。

ここでは「ようわからんが生きていると穢れるらしい」という部分しか分かりませんが、まあ儀礼作法として「穢れ」とやらを「鳥居・手水舎・祝詞」「禊ぐ」のが正しいよ、という事だと解釈できます。

そもそも穢れている人間は神様の御前ではキレイにすることが大事!

結論、

「ようわからんが人間はそもそも穢れている」

と覚えておいて下さい。

ですから、穢れというのは神様からしたら川にドボンと入りたくなるほど汚い要素なので、キレイにしましょう!という事になります。

神様は穢れが嫌いですから、そのようにしていくのが絶対の作法となっています。

霊能者視点での「穢れ」が発生する要因

「穢れとは霊的な悪臭である」という表現を私は前々から行っています。

私は(嫌なのですが)穢れを常時かなり正確に感知する性能を持っており、一日たりとて穢れを意識しない日はありません。

霊能者視点で言えば、穢れは主に以下の要素で発生する物になります。

水や食材の腐敗、空気に触れる水の滞り

食べ物等が腐っているような状態だと、腐敗臭以前に穢れが発生します。

水は蛇口から出るものやウォーターサーバーのものはキレイです。
これは、腐っている可能性のない水だからだと言えます。

また、ペットボトル等で密閉してある水も穢れは有りませんが、封を開けて二、三日すると、完全に穢れた水に変化します。

水回りに塩を撒くとか、水回りをキレイに、というのを聞いた事が有るかもしれませんが、これは正しく、水が滞って腐敗し、穢れを生まないために必要な事だと言えます。

トイレ

同様の理由と不衛生さにより、トイレも穢れがある場所と言えます。

換気が十二分であり、掃除が行き届いていればほぼ穢れがない場所になります。

換気扇をずっと回しているか、なるべく窓を開けっ放しにしていくのが推奨です。

皮脂が付いた衣服

そのままです。後述しますがお洗濯すれば9割9分の穢れはリセットされます。

残念なことに靴と帽子だけは、おいそれと洗いにくい代物でありますので、これは半分諦めるか、帽子を辞める事が推奨となります。

古着

意味不明ですが、他人の衣服を着ると通常よりもやや多く穢れが発生します。
そのため、古着は非推奨です。

ただし、理由は不明ですが、身内であれば問題無さそうです。

同様に他人の着けていたアクセサリーや石のもの多くの穢れを内包しています。

日光が当たらない湿度が高い場所

空気中の水分が滞り、カビが生えやすいような状態にあるような冷暗所は穢れが多くあります。

家にこのような空間があれば、穢れが集中している傾向があります。

人の足が入る場所であり、日光が入らず、あまりよろしくない臭気を放つ何かがあれば、そこはもう穢れが出やすい場所であると言えます。

割と、カビが生える可能性が高いところ=穢れが生まれやすい場所となります。

お風呂場も一応はそうなります。

ゴミなど、不衛生なものにまみれた履歴

主に野良猫に多いですが(個人的に野良猫は好きですが)、普通よりも多くゴミや不衛生な物を触ったり、そうした物の多い場所に居た場合、穢れが染み付いている状態になります。

ゴミ屋敷の住人や、部屋が汚い人にはこれがある場合があります。

また、職業柄このような状態になっている人もみえます。

怒り・不快感を強く感じた履歴

強い負の感情というのは、これもまた穢れを生む事があるものです。

憤りや不快さを強く持っている人間からは、身体の奥底から穢れが湧き出します。

このロジックは不明です。

死者、死した動物

死した人間の居た空間は、無条件に極めて強い穢れが残ります。
その意味で、葬儀場というのは凄まじい穢れがある場所です。

生き死にが関わるような件も行うような手術室、霊安室、そうしたところも穢れが多く存在しています。

また、食肉用以外の死した動物というのも極めて強い穢れを出しています。

「死=穢れ」というのは神社神道の根本原則です。

  • 身内が死してから49日は神社へ詣でるな
  • (伊勢地方などは)身内が死してから100日は神社へ詣でるな

とあります。

なぜ食肉が穢れておらず、それ以外が穢れているのかは不明ですが、とにかく食肉からは穢れは検知できません。

以上が代表的な穢れです。

穢れを防止する方法

いわゆるきれい好きにしていく事です。水回りの掃除は中でも重要です。

特に食器を積み上げたまま2晩と過ごすような事が無いようにしていく事が推奨されます。

一年を通して換気を重んじていれば、かなりクリーンな環境を作ることができます。

窓開けの換気が難しい場合は、エアコンなどの空調や新し目の家にある24時間空調でも換気の代わりになります。

カーペットの多用は非推奨

なお、カーペットをあまり多用しない事が推奨されます。
カーペットのクリーニングは業者に依頼すると高額で、風呂場で行うにも労力がかかるため、放置されがちです。

その割に水分と皮脂を多く吸着しやすいところがあり、少し穢れがちなのかなと思います。

ただし、掃除機をある程度の頻度で掛けていれば問題はありませんし、丸洗いをする事をたまに意識されるぐらいで良いかと思います。

日光には穢れを祓う高い効果アリ

また、日光は穢れを祓う高い効果があります。
(日本神社神道の最高神が太陽神だからなのかなとは思いますが…)

ですが、人間に日光をあてたからといって穢れを祓う効果は確認できません。

日光には、空間や物を清める作用があるのかと思います

盛り塩の効果は若干のみ

更には、よくある玄関先の盛り塩ですが、効果は若干しかありません。
(ここだけの話ですが)

穢れを防止するのに理想的な環境とは?

  • カーペットがほぼ無い
  • ルンバ等のお掃除ロボットを毎日~4日に1回程度は運転させ、家の多くの場所を掃除するようにする。
  • 換気をなるべく行う
  • 水回りが不衛生な時間が少ない(洗い物を溜め込まない・風呂場は確実に換気して早めに乾燥させるようにする)
  • 洗濯物を溜め込まない
  • ゴミ置き場は基本外(ベランダなど)
  • 一応盛り塩

以上となります。

究極は「適当で良いけど清潔な方が良い」

しかし、

  • 暑い!寒い!
  • 仕事で疲れて何も出来ない!
  • カーペットが高級だった!
  • 夜勤だから洗濯をする時間が限られている!
  • ルンバより掃除機やホウキだ!

など、個別の諸事情があり得るのと、これをご覧の方が過度に気にして神経質になってもらうのも困るので、究極には「適当で良いけど清潔な方が良い」と言えます。

神気界の環境は?

ちなみに神気界の環境は、

  • ほぼ毎日お掃除ロボットが起動して、鑑定室およびリビング等を掃除する
  • これでもかと言うほど日光が入る
  • 換気は極めて高頻度で行う
  • 洗濯はしっかり回す
  • 水回りは完全に換気を行う

このようにしてキレイに保っています。

“穢れ”の祓い方(神社編)

“穢れ”を祓うために神社で行う方法も2つご紹介します。

  1. 祝詞奏上
  2. 祝詞以外の方法

祝詞奏上で”穢れ”を祓う

祝詞奏上(神様へ捧ぐ祝いのうたを声に出して読むこと)で身を禊ぐ事は、素人では難しい場合もあります。

『「かけまくもかしこき~」もしくは「祓い給え清め給え幸わい給え」と神前で祝詞を奏上してから参拝をする』というのは、当方からすれば単なる通説です。
(最近からはこう考えています)

きれいに祝詞を奏上しようとし、きれいに祝詞を奏上できている者お力添えを頂戴できます。

正しくは、

『「かけまくもかしこき~」もしくは「祓い給え清め給え幸わい給え」と神前で、“とても美しく奏上しようとし”“実際にとても美しく祝詞を奏上し”てから参拝をする』

が正解です。

つまり、

  • 祝詞をきれいによむぞ!という精神性・・・MAX45点
  • 実際に祝詞をきれいによめているという事実・・・MAX55点

この合計100点満点の中で45点以上であれば、お祓いが成されるというシステムのようです。

「とりあえずよみゃあいい」でボソボソよむのなら、よまないほうが良いようです。

頑張ってトライする方は、カンペで祝詞を見てよんでも全然大丈夫なので、頑張ってきれいによみましょう。

祝詞の読み方はキレイであれば何でもOK

読み方は、キレイであればなんでも良いそうです。
詩吟風でも、地に伏して恐れ多くよむ風でも、歌唱力を発揮して上手くよむぞ!でも何でも良いです。

一応、最近テノール歌手風祝詞を某大社で聞きました。
常時凄まじいビブラートが掛かったとんでもない祝詞(褒め言葉)でしたが、きちんと祓い清められていました。

ぶっちゃけマインドが良ければそれで良いような配点でもあるので、極めて慎重に正しく美しく素晴らしい祝詞をよむぞ!!と心掛けていればボーダーは越えるのかと思います。

祝詞以外の要素で”穢れ”を祓う

祝詞以外の要素だと

  1. 鳥居を全てくぐる(一応一礼してくぐっていって下さい)
  2. 手水舎を正確に使う
  3. 祈祷して頂く
    プロの神職さんの素晴らしく美しい祝詞で祓戸大神様が我々を全て祓い清めて下さります。(要祈祷料5,000円~

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“穢れ”の祓い方(日常編)

本題です。神社参拝の前日や数日前から心掛けると良い項目です。

穢れを祓うには、神様にお願いする以外の方法としては6つあります。

日本酒を飲む

日本神社神道は「お米」を神から生じた神の恩恵の結晶として扱います。
そこに人間の努力と才能と血と涙と技術の粋を集めた結果として発生するのが、日本酒です。

なぜか凄まじい浄化効果があり、数十mlで相当な穢れを祓う事ができます。
意味不明ですが、意味不明に凄い効果があります。

少し勿体ないですが、酒風呂というのも手です。

30ml以降、効果は一度に飲めば飲むほど減衰していきますが、大量に飲むというのも(健康には悪影響ですが)適切な手段です。

私は伊勢神宮参拝の前日に、名古屋の食事処と伊勢の日本酒バーで、合計1,180ml飲んだ事があります。
(同時に水を1.5~1.6リットル飲んでいます)

それはそれはもう大層清くなりましたが、健康にはやはり害があると思われますのであまり推奨はしません。

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塩を身に振りまく

塩の真の使い道は「盛り塩」でなく、これです。
とてつもない事に、日本酒と合わせればほぼ全ての穢れが落ちるかもしれません。

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洗濯および洗浄(衣服や物に関して)

洗濯をする際の洗浄剤の有無は関係ありません。

洗浄がすなわち穢れ祓いに繋がるというのは、分かりやすいところです。
手洗いが病気の防止となると同時に、穢れ祓いにも繋がります。

だからといって、過度にしすぎないようにして下さい。
強迫神経症気味になってしまいます。

掃除(部屋・空間・環境に対して)

皮脂や腐敗しそうなもの、カビそうなものが穢れの温床となりえます。

これらを掃除していけば、ある種の穢れ祓いに相当する作業になります。

世の中の神職さんは、とってもとっても量が多い掃除に明け暮れています。

これもまた、

  • 境内を清潔に保つ=物理的に浄である状態を作り出す=穢れない状態を作り出すため

だと思います。

ご存知でない方も居られると思いますが、春や夏、特に秋は無限に等しいぐらいの落ち葉を神社仏閣の方々が毎日掃除されます。

これは全力で行ってなお、全く終りが見えない作業です。
並々ならぬ努力により、神仏を祀るに相応しい「浄」が作られているのだと言えます。

断捨離というのもまた有りです。
家具家財や物が少ない方が、空気も通りやすく、また、穢れやカビの発生を防止する事も期待できます。

湯船に浸かる・シャワーを浴びる

湯船に浸かる、もしくはシャワーを浴びるもおすすめです。
当方としては、参拝の日は朝風呂というのが推奨です。

そもそもが「衛生的=穢れが少ない、清い状態」になっている場合が多いです。

塩風呂にすればパワーアップ!と言いたいところですが、当方の最新の見解では、風呂場の湯船ではない所で頭から塩握りこぶし大ぐらいどっさりかぶって、その後お風呂に入るのが最もキレイになるものとなっています。

清潔な白い服を着、白い布を身に着けて生きる

神道では基本、白が清い色の代表格とされています。

霊能者視点での話ですが、白は着用している時に、少しの身の穢れも吸着する色で、かつ、洗濯すると全ての穢れがほろほろ落ちる、という優れものだそうです。

柄や模様や印刷が少し入っていても良いそうですし、素材は綿・麻・絹に限るようですが、国産・非国産を問いません。

また、白い布(ハンカチや手ぬぐいやタオル)を身に着けていると、不明な理由で穢れがやや祓われていくようです。

(本来の手を拭く用途に使っていただいて構いませんからね)

その布が揺れると、ごく近距離の穢れがぬぐわれるそうです。
幣(ぬさ)に近い効果が有るのでしょうか・・・?

幣(ぬさ)って?

知らずしらずのうちに穢れている行為

  • 喪服(に使用したことのある礼服)の着用

盲点ですが、喪服に使用したことのある礼服を着用することで穢れてしまいます。

冠婚葬祭にひとつの服で間に合わせる人は多いのですが、正装だとして喪服に使用した事のある衣服で参拝することはNGです。

何回クリーニングしていても、穢れ中の穢れである死の穢れが付着してもう取れません。

その場合、そもそもが礼服での神社参拝を諦め、普通のスーツで参拝するようにどうぞ。

伊勢神宮外宮内宮の御垣内参拝(参拝所?遥拝所?の中の玉砂利のところで参拝ができる参拝)はドレスコードがありますので、礼服になりがちですが、落ち着いた色味のスーツ&ネクタイや服装であれば通常の格好でも通していただけるはずです。

靴は問題なく、スーツだけが(布で表面に出ているものなので)問題なようです。

着用する事で「衣服が穢れている」となりますが、本人が穢れているとはなりません。

ですから、

「普通に冠婚葬祭で着回しつつ、神社参拝には全然別のスーツか普通の格好で詣でる」

と覚えておいて下さい。

なお、いつか伊勢神宮専用の礼服が欲しいと私は感じています。

神社参拝の前には”穢れ”を意識しましょう

穢れ=霊的悪臭を纏った人間の願いを、神社神道の大神様は聞き届けたくありません。

皆さんであっても、「ボロキレ着てヒゲアタマボサボサでクツ片一方素足の人間」に「お願いします」と物を頼まれるより、「きちんと衛生的でスッキリきれいな格好をしたきちんとした人間」に「お願いします」と物を頼まれる方がより良いでしょう。

人と神様の観点は違います。
神様は「穢れと心(気構え・意識・考えている物事)」がどうかで人を判断します。

「穢れ」は人の観点であれば「見た目の印象」に相当するもののようです。

しかし、日頃から穢れを嫌う生活を行うのは息が詰まる事になってしまうかもしれません。

なので、本コラムは「神社参拝を控えた時」に参考にして頂くのがよろしいのかなと思います。

神社参拝には、ぜひこちらのコラムを参考にして参拝を行って下さい。

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清く、正しければ即ち全て叶う!と言っても過言ではありません。ぜひご参考に!

皇導<コウドウ>