霊能者による100点満点中200点の正しい神社参拝作法!祝詞奏上や鳥居之祓も紹介

神社仏閣・神

神気界、皇導です。

神社参拝は、皆さん基本的には、親から教わるやり方通りだったり、独学だったりで、割りとバラバラな方法で参拝をされているようです。

大規模な神社に行きますと、一部の方が両手を組み合わせてキリスト教徒のように祈っていたり(絶対ダメです)、あるいは無茶苦茶な参拝作法で通していたりと、もはや目のやりどころに困る状態です。

神社神道二千年超の歴史は、現代人のセオリー外の参拝を許しません

たかだか50年の歴史で生まれた変な参拝作法が二千年超の歴史に勝るなどありえません。

私はまず親から教わり、セオリーを深く学び、今ではチャネリング先の霊的超高次存在に間違うと怒られるぐらいの勢いでして、常に一歩一歩慎重にご参拝させて頂いている次第でございます。

そこで、今回は『霊能者による100点満点中200点の正しい神社参拝作法』として正しい参拝方法についてお伝えいたします。

100点の参拝作法とは?

結局、参拝方法に於いて何が正しいのかと申しますと、「神社庁」の「公式見解」が唯一現代における参拝作法の正当正式100%ど真ん中で正解なわけです。(参考:神社本庁|参拝方法

いわゆる「二礼二拍手一礼」というのが有ります。

  1. 二度深いお辞儀をする
  2. 二度拍手を行う
  3. 一度礼をする

これは大変スタンダードかつ当たり前に行われ当然の100点の方法ですが、「200点」を狙う古式ゆかしい大変丁寧な参拝作法では、こうではありません。

100点満点中200点の正しい参拝作法の心とは?

日本神社神道の神様方は「うかがい知れぬ高みの存在」ゆえに、より平身低頭に参拝すればするほどより低き低きに寄り、より丁寧に丁寧に寄れば寄るほど、神は人を見ます。

ゆえに、神に対しての人の姿として正しく参拝する事ができます。

神と人との差というのは、サイズ感で言えば太陽と大豆一個ぐらいのサイズ感の違いがあります。

そのようなお気持ちで参拝するのが正しい参拝者としての在り方です。

また、神は横柄な参拝者を見ません。
観光だと思って参拝される方は眼中に有りません
観光の者は観光の場所に行くのが当然です。
神社に行くものではありません。

正しい心と正しい願意と正しい作法を持った者のみが、神に願意を届けることになります。これは、必ずです。

人は本来過剰に正しい在り方で神社参拝をすべき

そして、過剰に正しい心と過剰に正しい願意と過剰に正しい作法を持った者が参拝した場合、必ず神に祈りが届きます。

それは無碍(むげ)にはされない祈りです。

ゆえに、人は本来過剰に正しい在り方で神社参拝をすべきだと、私は強くお伝えしたい。

今回は『霊能者による100点満点中200点の神社参拝作法』として、私が正しい参拝作法をお伝え申し上げます。

正直、経路が多くて難易度が高いので、スマホ片手にこの記事を見ながら参拝されてもよろしいかと思います。

それは、過剰に正しく参拝しようとする努力が見えるので、決して無碍にはされない祈りに通じるかと思います。

では、本気で解説致します。

100点満点中200点の正しい参拝方法

一.家で行うこと

・禊(みそぎ)(物理)

お風呂に入って身を清めましょう。シャワーでも可です。
夜風呂派も等しく、神社参拝前はを入浴(シャワー)をして下さい。

神道では、「穢(ケガレ)」といった霊的悪臭が大変忌み嫌われる存在となります。
神社の様々な参拝までの施設は、この「穢(ケガレ)」を人間から洗い落とすための施設となります。

禊(みそぎ)とは、2つの意味があり、一つは物理的に身をそそぐ事(洗う事)であり、もう一つは後述しますが霊的な意味で身をそそぐ事(洗う事)となります。

ゆえに、物理的に洗う事が重要です。
神社参拝の前にはお風呂!シャワー!と覚えましょう。

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霊能者視点での「穢れ(ケガレ)」とは?発生要因やお祓い、浄化方法・祓い方を解説

・白色系統の服の方が良い(ただし礼装・スーツは黒でもOK)

神道ではそもそも、白は最高に清い色として存在します。
逆に黒は理由がない限り、あまり良い色とは言えません。

現代では黒スーツや黒カバンがフォーマル(礼装)という系統が有り、その点では「相手に対して最上の敬意を表す衣服であるため」良い色となります。

つまり、礼装でもないのに黒い衣服を着て神社に参拝されるのは、あまり良い事ではありません

カバンは黒以外のほうが本当は良いですが、フォーマルの場合はよろしいでしょう。

・その日の参拝後まではあまり悪しきことを口にしない

これは霊視による情報ですが、神様が観測している情報のうち、その人のその日一日の発言が含まれているようです。

その他全てが観測されますが、その日一日の発言というのは神様からするところの最も目立つ情報の一つでもあるそうなので、悪しきことは口にせず神社まで参拝致しましょう

・参拝する神社の下調べ

神社の名前と神様の神名は最低限頭に叩き込んでおきましょう。
「よくわからないけど神様お願いします」では、人間レベルに落とし込むと、「あなたは名前も知らない偉い方に頼み事をするのか?」という事になります。

人間同士ですら、普通だったらそんな行いをすれば無礼でつまはじきです。
どこどこのだれだれぐらいは最低限知らなければ、物を頼む権利すら無いでしょう。

スマートフォン等で簡単にどのような神社か、どのような名前の神様か、その神様はどのような働きをされたどのような神様か、は知ることが出来ます。

より良い参拝を目指される方は、当然調べたほうがよろしいでしょう。

さらに深く知るには日本神社神道の神様方の神話をなぞるのが大変良く、
ただ文字だとイメージが湧きにくいので、たとえば「まんがで分かる古事記1~5巻(久松文雄)」は当方が推奨する大変わかりやすい図書です。

そちらを読んで神様とはなんぞや、というの知るのがベストです。

Amazon等で購入できますので、ぜひ。

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霊能者が説く!「神社と仏閣」「神様と仏様」の違い

二.神社参拝(参道)

・鳥居をくぐる

神社にはほぼ必ず鳥居がございます。

鳥居の存在理由というのは一般的には「神域(神様のいらっしゃる領域)と人域(人のいる領域)を分け隔つもの」とされています。

そもそも鳥居には鳥居之祓(とりいのはらえ)といった祝詞が存在し、そこを通らさせて頂くだけで祝詞(神様にお捧げするうた)を唱えるべし、というのが極々一部の神職や信心深い中でも相当な参拝者の中では行われております。

以下に「鳥居之祓(とりいのはらえ)」の文面を記します。
100点満点中200点の正しい参拝作法を行うには、これを鳥居の前で必ず奏上(祝詞などを読み、捧げる事)するようにして下さい。

鳥居之祓

【原文】
神の在座鳥居に伊禮は 此身より日月の宮と安らげくす

【読み】
かみのます とりいにいれば このみより ひつきのみやと やすらげくす

とりあえず鳥居をくぐらさせて頂く際には、深めに頭を下げ読み上げて下さい。

そして、くぐらさせて頂きます。
鳥居が有る度、毎度です。

鳥居ではない大きい門があった場合は、そこの中ほどでも唱えます。
(どうも大きい門は鳥居扱いの場合が多いようです)

帰り道では、後ろを向いて毎度「鳥居之祓(とりいのはらえ)」を奏上します。

私は毎度必ず行っています。簡単に暗記できる祝詞なのでぜひ暗記を。
難しければ本ページをカンペにして頂いてぜひ行って下さい。

このように門をくぐるだけで祝詞を唱えるべし、というほどに相当な設備が鳥居なわけでございまして、これを素通りしてしまうのはいかがなものか。

という事で少なくとも鳥居をくぐらさせて頂く際には、せめて最低限でも一礼は致しましょう。

・どうして「鳥居之祓(とりいのはらえ)」が存在するのか

さて、鳥居をくぐる、過剰に正しくは「恐れ多くもくぐらさせて頂く」に際して、なぜそのような祝詞が存在し、礼をするべきなのか。

これは、霊視では正しいと言われるので正しい情報ですが、鳥居というのは「穢(ケガレ=霊的悪臭)をフィルタリング(除去)する装置」であるそうです。

神様は究極的にとてつもなく清い存在であり、人間は究極的にとてつもなく汚い存在です。
その悪しき成分を取り除こう、という設備が鳥居なわけです。

鳥居をくぐらない奴は究極的に清い存在のところに「わざわざ」究極的に汚い成分を一生懸命持ち運んでいる「邪の者」であると言って差し支えありません。

鳥居は通りましょう。通らないとダメです。

より清ければ清いほど、神様へ願意を届けることが叶います。

なお、大前提として、後述の「参道を歩く」でも書きますが、鳥居の内側左に立ってくぐるようにして下さい。
(ただし、一部の右側通行の神社では内側右に立つ場合もあります。)

・参道を歩く

序盤にも書きましたが、繰り返します。

「より平身低頭に参拝すればするほど、より低き低きに寄り、より丁寧に丁寧に寄れば寄るほど、神は人を見ます。」

ゆえに「参道を歩かさせて頂く」という姿がここでは重要になります。

伊勢神宮や一部の神社では境内の構図の関係上か「右側を歩くように」とありますが、ほぼ全ての神社では左側を歩くようにして下さい。

それにより、ほとんどが正解となります。

参道を歩く際は、より左にギリギリを歩くと大変よろしいかと思います。
「恐れ多くも参道を歩かさせて頂く」というマインドで、その行動を示します。

この時点で神はきっと、「なんと優れた考えと行動の参拝者が来たのだろうか」と、お気付きになられます。

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・参道の真ん中は「神の通り道」

一応念のため書きますが、神社において参道のど真ん中は「神の通り道」です。

人なんぞが通る場所ではありません。
人で通って良いのは戦前まで現人神(神でありながら人の形を取っている)とされた皇族のみです。

ど真ん中を通るのは、参拝者ではなくただの観光客がやる事です。

参道の構造により真ん中を通らざるをえない場合は、「恐れ多くも真ん中をほんの少しの間だけ通らさせて頂く」という気持ちで通りましょう。

(ちなみに、参道に石畳と砂利がある場合は石畳を優先して通って下さい。
これもまた、石畳のギリギリを歩かれるとよろしいかと思います。)

・参道の横にお社が見えた場合

この場合、そのお社に向き直って一礼を致します。

「恐れ多くもお社の大いなる御前(前)を通らさせて頂きます」という気持ちを持って一礼をしましょう。

神職(神社の職員)でさえ、これはあまり行わない事のようです。

この作法を行っているのは、私の知る限り日本最古の神社と言われる奈良県「大神神社(おおみわじんじゃ)」のみですが、
神様の前を素通りするのはやはりよろしいことでは有りませんので、この作法は正式正当な正しい作法だと私は考えております。

私の上の存在いわく、意訳ですが「これはやって当然のことが現代に受け継がれず誰も行わなくなった事であるから、現代でやると良い目立ち方をするから行った方が良い」という事のようです。

これも行き帰りに行いましょう。
参道横に大量にお社がある場合は、省略せず全て行いましょう。

三.手水舎(てみずや)

いわゆる手と口を洗い清めるための設備です。

(大抵の神社に備わっていますが、無い場合はご自宅などで手と口を清めてから参拝しましょう。)

手水舎の正しい作法は複雑なため、

この動画の20秒~を参考に、ベースとして下さい。
伊勢神宮オフィシャルの動画です。

「手水舎に一揖する。右手で柄杓(ひしゃく)を取り、手水を掬(すく)う。その手水で最初に左手を清める。次に柄杓を左手に持ち替え、同様の動作で右手を清める。次に口をゆすぐためもう一度右手に柄杓を持ち替え、左の手のひらに手水を溜めて口に含む(柄杓の椀に直接口をつけない)。音を立てずに口をゆすいで清め、そっと吐き出す。先の動作で左手をもう一度清める。最後に柄杓の柄を片手で持ち、椀部が上になるよう傾け、柄に手水をしたたらせて洗い流す。柄杓を元の位置に静かに戻し、一揖する。」 -Wikipediaより引用

とあるように、

  1. 一揖(いちゆう・軽いお辞儀)を手水舎にする
  2. 右手でひしゃくを持って左手を洗う
  3. 左手でひしゃくを持って右手を洗う
  4. 右手でひしゃくを持って左手で水をすくう
  5. 口をゆすいでそっと吐き出す
  6. 右手でひしゃくを持って左手を洗う
  7. ひしゃくを立てて残った水でひしゃくの柄(手持ち部分)を洗い流す
  8. ひしゃくを元の部分に戻す
  9. 手水舎に一揖(軽いお辞儀)をする

という順番となります。

これらの説明でこんがらがる方は、「礼・左右左ぐちゅぐちゅペッ・左・洗って元に戻して・礼」で覚えましょう。

あとは上記の動画を見ていればなんとかなります。

・手水舎の意味を解説

これもまた鳥居と同様に、究極的にとてつもなく清い存在である神様に対して、人間は究極的にとてつもなく汚い存在であるがゆえに、その悪しき成分を取り除こう、という設備となります。

本来は神社の脇の川に白い着物を着てドボンとやって頂くのがよろしいのですが、それは一部の超大規模神社で神職が行うものでありまして、それがかなわぬ我々は、その代わりに手と口を清める事で、そこまでは行きませんが清め祓わせて頂く事ができるわけです。

もし万が一、ボーッとしていて手水舎をスルーした場合、もはや絶対に願意は届きません

究極的に清い存在である神様のお社に参拝をさせて頂くに際して、最も清め祓えるようになっているのがこの手水舎です。

参拝前の最重要設備といって過言ではありません。
スルーした場合はすごすごと戻りましょう。

また、ちゃんとした作法で行えるまで必ずやり直す事が重要かと思います。

何度間違ったとしても、神様のために清め祓うのに万全を期す事であれば大変に良いことです。

鳥居の作法も同様です。ここまではやり直しがききます。

四.お賽銭

お賽銭は投げないようにして下さい。失礼です。

お賽銭は、賽銭箱に対して「するりと流し入れる」事が重要です。

お賽銭の金額は、硬貨なら2枚以上(2円~1000円までなら幾らでも)が推奨です。

お札であれば、1枚でも2枚でも札束でも問題ありませんが、硬貨を2枚一緒に入れて下さい。

これは、硬貨の音によって「あ!人だ!」と神様がお気付きになられるパターンも無くはないからです。

※あまり参考にしなくて良いのですが、私は毎回財布の小銭全額を入れています。
神の社であっても、二千年続くのか八百年続くのかはやはり収益に依るものも大きいでしょう。
私はその永遠性に投資している気持ちで、一応の精一杯として、毎回小銭全額を奉仕しています。
ただしこれは気付きにくいだけで、年間のお賽銭が数万円になるパターンもあるため、非推奨です。
基本的には2円でも3円でも、神様には関係ありません。
あるいは20万円からは、神社の継続に必要な資金の奉納であるとして換算をされるようです。
それよりは心が最も大事なので、賽銭はこだわらず2枚以上を適当に、で良いかと思います。

五.空いていたら祝詞奏上(のりとそうじょう)

やっとの思いで、大いなる神様の大いなる前にやって参りましたが、まだワンステップあります。

うかがい知れぬ遠くの高みの空の向こうにいらっしゃいます「祓戸大神(はらえどのおおかみ)」という、禊ぎ祓う(清くする)四柱(神様の数え方の単位は柱です)の神様に向けて、周囲に参拝客や並んでいる方々が居なければ、祝詞を奏上しましょう。

また、祝詞を奏上する際に他参拝者の邪魔になるようでしたら、脇道に逸れて奏上するか、伊勢の神宮などの超大規模神社のように参拝者が多い際や、年始や大祭の折などの参拝者が多い際は、行わないほうがかえってよろしいかと思いますので、その際は他参拝者に迷惑を掛けないことを優先して下さい。

では禊祓祝詞(みそぎはらいのりと)という祝詞を記載致します。カンペ可です。

まず一揖(軽いお辞儀)、そして二礼(深いお辞儀)をしてから、以下を奏上(大いなる神様に対して読み上げる事)をします。

禊祓祝詞

【漢字】
高天原に神留まります 皇がむつ神漏岐・神漏美命以ちて

皇御祖神伊邪那岐大神 筑紫の日向の橘の小門の阿波岐原に

禊祓給いし時に生れませる祓戸の大神達 諸々の禍事罪穢あらむをば

祓給え清め給えと白す事の由を 天津神・国津神・八百万の神等共に聞こし食せと恐み恐みも白す

【読み】
たかまのはらに かむづまります すめらがむつ かむろぎ かむろみのみこともちて

すめみおやかむいざなぎのおおかみ つくしの ひむかの たちばなの おどの あはぎはらに(※あわぎはらと読まずあはぎはらと読む)

みそぎはらいしときに あれませる はらいどのおおかみたち もろもろのまがごと つみけがれ あらむをば

はらいたまえ きよめたまえと まおすことのよしを あまつかみ くにつかみ やほよろずのかみたちともに きこしめせと かしこみ かしこみ も まおす

上記を奏上後、二回拍手を行い、一礼し、その際に口には出さず心のなかで以下を祈念します。

「祓戸大神(はらえどのおおかみ)たち、大神(おおかみ)の大前(おおまえ)に祈念申し上げに際(さい)し、私を祓い清めて頂けますよう、
恐れ多くもお力を頂戴たまわりたく存じ(ぞんじ)奉(たてまつ)ります。」

ご一緒に参拝される方が居れば「私を」の部分を、「私と私の同行者を」に変えれば完璧です。

そして最後に一揖(軽いお辞儀)をします。

これによって祓戸大神様という「清く」して下さる神様に正式に祈願申し上げる事ができました。

もはや、ここまで全て行っていれば究極的に清い神様にお目通りし祈念申し上げるのに足る、素晴らしく綺麗な状態になったはずです。

・祝詞の解説

上記でご紹介した祝詞は一般的に出ている禊祓祝詞(みそぎはらいのりと)と多少細かな違いがあります。

これらは様々な神社で祈祷を受けさせて頂いた中で、神職さんが祝詞を奏上されている際に、様々な禊祓祝詞を記憶し、その中でも部分部分でより丁寧な言葉を選んで構成したものとなります

そのため、一般的なものよりもほんの僅かですが丁寧になるかとは思います。

(祝詞は全く同じものを全ての神社で奏上するものではなく、神社毎にある程度個性があります)

六、いざ参拝と祈念

ここまで来ますと、あとはご自由に参拝を、と思いきや、正式正当な正しい作法がございます。

みなさんの知っている二礼二拍手一礼ではなく「一揖二礼二拍手一礼一揖」です。

一揖(いちゆう)とは、ちょくちょくここまで書いていますが軽いお辞儀です。
角度的には20度と言われています。

そして一礼とは、約90度(のつもりで70~90度)の最敬礼となります。

一揖の際は、両手のひらは両ふとももの斜め後ろに持ってきて20度~30度の礼をします。

一礼の際は、いわゆる「起立」をした状態から、手を太ももの上を膝の頭まですべらせるように持っていき、手を膝に付いた状態で70度~90度の最高に深いお辞儀をします。

二拍手とは、ある程度腕を前方正面に突き出し、両手をピッタリ合わせ、それぞれの指先を真正面に向け、左手はそのままに右手のみを手前下にずらします

この手前下にずらした際に、右手人差し指の指の腹が、左手人差し指の付け根あたりに来るあたりがベストポジションかと思います。

その状態で、「90cmはこのくらい」と両手を広げて表現するように、スッと両ワキを開けて手を広げ、素早く拍手を一度うち、再度「90cmはこのくらい」を行い、もう一度拍手を打ちます。

この打ち方は、超大規模神社の神職さんの柏手を目視して得ました。
恐らく、最も音が清く響く柏手となります。

これらの一揖と一礼と二拍手は神社神道の最高祭司を務める皇室の方々とおおむね同じ作法です。

(動画などで確認すると、ざっくりおおむねこの形式です)

これらの組み合わせにより、神社の神職さんも「ほう」と声が出るような立派な「一揖二礼二拍手一礼一揖」を行うことが出来るようになり、無論、神様にも「最高の礼儀を持って参拝しに来た人間だ」と、その姿が必ずや伝わるはずです。

また、祈念(心のなかで願い事を申し上げる事)は、一揖二礼二拍手【祈念】一礼一揖のタイミングで行います。

祈念内容は、日本語的に「やんごとなきお方に恐れ多くも申し上げる言葉」であると素晴らしくよろしいかと思います。

そして、仕事に関しての祈念内容であれば、「世のため人のために尽くさせて頂きたく、祈願申し上げます(存じ奉ります)」がベストです。

特段ない場合は「大神様の御力添えによりまして、日々良き日を過ごさせて頂けております。平身低頭感謝し申し上げます。」などがよろしいでしょう。

七、帰り道

参拝の喜びにあずかれたことを胸に、安全にご帰宅下さい。

参道は自分から見て左側を通行しましょう。
(伊勢神宮などの一部の指定がある神社は自分から見て右側になります。)

途中の鳥居では、向き直って「鳥居之祓(とりいのはらえ)」を奏上します。

参拝の際の禁止事項

ここからは参拝の際に「やってはいけないこと」をご紹介します。

縁切りは願ってはならない

京都の安井金比羅宮と、その他縁切りをメインに公式として打ち出しているごく僅かな神社以外は縁切りを祈念するのはダメです。

神様は全ての人の縁を作り、またご支配されているため、これを否定することは神様のご意向を否定することに他なりません。

祈念をする前の写真撮影

神社はうかがい知れぬ高みの存在のいらっしゃる場所です。
人間レベルで言うべきではありませんが、例えば偉い地主さんの庭先で写真を取りまわったら警察沙汰です。

そんな偉い地主さんを太陽と大豆ぐらいのサイズ感の違いで置き去りにするような尊い神様のお社で、バシャバシャ写真を取って許されるはずが有りません

私の中では基本は全ての神社では写真撮影NGですが、参拝し祈念する際に「写真を撮影させて下さい」と祈念する上で、真正面から御本殿を撮らないなど配慮有る撮影をするのであれば撮影は問題無いかと思います。

あるいは、最も御本殿から遠い鳥居の外からであればよろしいかと思います。そこはギリギリ人の領域であるからです。

金の事は頼むな。仕事の事は良い

お金が欲しいとかそういった祈念は神様は聞き入れません

宝くじだギャンブルだ、というのは論外中の論外です。
それを聞き入れてあげる理由がありません。

ただ「仕事をより行う=人や社会の貢献をより行う=結果論的にお金が増える」という意味で、仕事に関してより良い方向へ、より沢山働ける方向へ祈念する事で、結果的によりお金が生じると言うのはあるかもしれません。

神様は人を使って、その人が人や社会へより貢献を行えるようにする働きをよくされます。
そのため、そこを願うことがよろしいかと思います。

100点満点中200点の正しい参拝作法【まとめ】

  1. 家を出る前にお風呂かシャワー。神様の下調べもする。
  2. 鳥居があるたびに鳥居の左内側に立って【かみのます とりいにいれば このみより ひつきのみやと やすらげくす】と唱える。
  3. 参道は基本左側を歩こう。参道に他にお社があったら一礼して前を通らせて頂く。
  4. 手水舎の作法は動画で見て覚えて、前後に一揖(軽い礼)を足す
  5. 参拝前に邪魔にならないようだったら祝詞を奏上する。
    【たかまのはらに かむづまります すめらがむつ かむろぎ かむろみのみこともちて】
    【すめみおやかむいざなぎのおおかみ つくしの ひむかの たちばなの おどの あはぎはらに】※あわぎはらと読まずあはぎはらと読む
    【みそぎはらいしときに あれませる はらいどのおおかみたち もろもろのまがごと つみけがれ あらむをば】
    【はらいたまえ きよめたまえと まおすことのよしを あまつかみ くにつかみ やほよろずのかみたちともに きこしめせと かしこみ かしこみ も まおす】
  6. 参拝作法は「一揖二礼二拍手【祈念】一礼一揖」

正しい神社参拝作法でご利益を授かろう!

以上となります。

かなり丁寧過ぎる、かつ複雑で難易度の高い参拝手法となりますが、これ以上無く神様に対しては良い心掛けを持った参拝者として認められる正しい参拝手法となります。

一度覚えれば一生行い続けられます。
2つの祝詞を覚えれば、なんら複雑ではなく後はスムーズに参拝ができるかと思います。

これらの正しい手法を持って参拝をし続ければ、人生が激変するほどのご利益を授かれる可能性も高まるでしょう。

神気界について

愛知県名古屋市中村区にて、先代より引き継ぎ二代目の霊能者として占い鑑定所を開いております。
完全予約制にて、対面鑑定・電話占いによる鑑定により1日2件限定にて多くの方をご鑑定差し上げております。

一度の相談のみで結果・成果を出し解決する事を重視し、霊能者としての占い・除霊・独自の気功を行っており、また、「事実視えない力が扱える霊能者である」と誰しもが分かるような証明を全ての鑑定にて行い続けています。

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