神社仏閣での「キャッシュレス賽銭」ってどうなの?霊能者が解説!

記事作成日 2024.05.15

神社仏閣・神

最終更新日 2024.06.21

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霊能者占い鑑定所 神気界 泉 皇導と申します。
皆さんはキャッシュレス決済は使っていますでしょうか。

従来のクレジットカード決済、PayPayなどのアプリへの事前チャージ型QRコード決済、SuicaやPasmoやTOIKAなどの事前チャージ型カード式決済から、果てはビットコイン決済までもがキャッシュレス決済と言われています。

そのうち日本で6,000万人が利用しているのがPayPayです。
財布を出す必要がなく便利で、私もコンビニでは主にPayPayを利用しています。

昨今では「キャッシュレス賽銭」というキーワードを聞くようになりました。
なんだか不信心で怪しくバチが当たりそうな響きですが、実際にはどうなのでしょうか。

そこのところを今回は解説していきます。

そもそも賽銭とは


賽銭(さいせん)とは、神社や寺院において、参拝者が神仏に対して捧げるお金のことを指します。

この行為は、神仏に敬意を表したり、感謝や願いを伝える一つの方法とされています。
賽銭は、参拝者の心からの奉納として、自由に金額を決めて供えることができます。

キャッシュレス賽銭とは

キャッシュレス賽銭とは、キャッシュレス決済によってお賽銭を支払うという方法のことを言います。
ただし下記の理由により、言葉だけが独り歩きしており実際には世の中に広まっていません。

キャッシュレス賽銭の現在


神社仏閣には2024年5月4日今日現在、「PayPay」は使用できません。
PayPayは「支払いツール」としての利用方法が主で、ごく近しい身内や友人知人同士以外での「送金」の利用は資金決済法がらみでおおむね禁止されています。

神社仏閣へのお賽銭は、「支払い」という定義に入りません。
「宗教法人への”送金”」という扱いになってしまうために、PayPayが使用できないというのが現状です。

ただし、みずほ銀行などが行なうキャッシュレス決済サービスでは「資金決済法」ではなく「銀行法」が適用されるために、キャッシュレス賽銭が可能なようです。

上記の「資金決済法がらみでPayPayはキャッシュレス賽銭に使えない」という問題が解決しない限りは、日本ではキャッシュレス決済はおそらく下火であり続けることでしょう。

霊能者としての「キャッシュレス賽銭」への見解


まず、決済音がうるさい。
他の参拝者が居る中で「シャリーン!」「PayPay!!」「ワオン!!!!!」という音が響くと、真剣な他の参拝者の祈りの妨げになるのは間違いありません。

仮に神社で「PayPay!!!」などのサウンドを私が聞いた場合はそれこそ大爆笑して、祈らず境内を立ち去り鳥居を出て、再度鳥居をくぐって参拝し直すことになってもおかしくありません。

笑えますが、かなりのご迷惑を被ります。
そこだけでも私はNOです。
(決済音が鳴らない命令が書いてある特殊なQRコード、というものを発行するなら解決するでしょうが)

また、基本的に賽銭というものは、「金を払えば良い」というだけのものではないと私は考えます。

儀式・作法の一貫として硬貨で納めるべきものであり、また、少なくともここ2000年はそうであったはずなのです。

ただし、「コロナ禍を経て手水舎の柄杓が無くなった」という事象が起こったのも事実です。

神道系霊能者的に言うところの神様の見解は、
「世の常識がそのように変わるなら、まあ別にいいんじゃない」という感じのようです。

仮に10年20年して世の常識が「シャリーン!!」「PayPay!!!」「ワオン!!!!!」という賽銭の支払い方が当たり前になるなら、まあそういうこともあるよね、といった話のようです。

ただし現代では非常識の範囲なので、神社仏閣の運営側も、参拝者側も受け容れるべきではない、という話でもあります。

キャッシュレス賽銭でバチは当たるのか当たらないのか

キャッシュレス賽銭でバチは当たりません。なんなら常識外にも見られません。
「へー」ぐらいの目で神仏から見られることでしょう。些事です。

そもそもお賽銭は0円だと「頭を下げる気がない」と見なされるようですが、1円以上なら神様はどうでもよいことのようです。

支払ったのであればそれ以上は神様にはなんら関係ない(神社運営に寄与するような高額なら別ですが)ので本来は問題はないのですが、前述の通り、他人への音での迷惑や、人間側の取るべき作法としての問題がありますので、私は「今は」かたくなに推奨したくないところです。

キャッシュレス賽銭の未来

「今は」と書きましたので未来の話です。

キャッシュレス賽銭は世の中に広まるのに10年~30年は掛かるでしょうが、決済用のチップを指や手のひらに埋め込むことが常識になる時代が、未来には来るのかもしれません。

また、「財布なんて持ち歩いてダッサ!久々に見たわ!」という時代が「ETCついてないの!?なんで!?」「たまごっち持ってないの!?ダサ!(ジョークで書きました)」「今どきガラケー!?スマホにしなよ!」という、かつてあった潮流(同調圧力というもの)のように押し寄せたときに、神社仏閣側からのキャッシュレス賽銭のニーズが高まっていくことは間違いありません。

キャッシュレス賽銭についてのまとめ


・そもそもインフラや法整備が整っていないから、今現在キャッシュレス賽銭自体は非常に珍しいし、そこに支払う人も珍しい。ストレートに言えば、PayPayが使えないので下火。

・作法として受け容れられていない現代では、キャッシュレス賽銭はやめておいた方が良い。ありとあらゆる皆が使い出す、10年20年30年後ぐらいに使い出すならまだ良い。

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