霊能者の弟子募集には応募すべきではない?霊能者の段階とは

霊能者・霊能力


霊能者占い鑑定所 神気界 泉 皇導と申します。
私は仕事柄か、ちょくちょく弟子の募集をしていませんかというお問い合わせを受けます。

実際のところ、熊本県に現職のお坊さんが1名と、様々な施術を伝授した弟子とはちょっと違うかな?という方が山口県に1名いらっしゃいます。

他、「千泉界」というヒーラー・(術だけの)霊能者養成のオンラインサロンを運営しており、2023年2月15日現在、現在24名の方にご入会を頂いています。

また、私は二代目として様々な鑑定を、それこそ9年間に渡り17,000件程度は行なってきましたが、その中で、普通の人がいわゆる「霊能者の弟子募集」に応募するのはよろしくないと私は考えています。

今回はその理由についてお伝えしていきます。

霊能者の弟子募集の実際

霊能者の弟子だった方や、あるいは弟子の方といくらかお話をした事がありますが、結果的には、
・メシだけ出る丁稚奉公もしくは小間使い
・人生の重要な時間を捧げさせられる割に、何も得られない
・2~3年世話になった結果、「才能がない」と追い出された
みたいな形式になっている方が多かったのだと言えます。

収入的にも扱い的にも、海外から日本に来て工場で頑張っている技能実習生の外国人の方のほうがまだ技術や収入といった面で良いのかなと、私は考えます。

実際に後継者を探している霊能者も居なくはないのですが、本物の霊能者というのは基本的に「天に指差されてはじめてなるもの、もしくは気付いたらなっているもの」に違いありません。

また、その霊能者の占いや祈祷の精度が悪ければ悪いほど、知らず知らずに見えない存在の悪印象を買っている可能性が高いのだと言えます。

仮に霊能者が「Aさんと結婚するのは辞めなさい」などと男女の仲を引き裂いたとして、
その見解が神社神道の神様や、もしくは仏教の仏様と同じ意見じゃなかった場合、
「他人の生まれるはずの子を(居ないことにした、つまりは)殺した罪」「神が縁を繋いだ夫婦になるはずの男女の関係性を破壊した罪」のようなものに相当します。

「神仏と同様の見解を持つ霊能者」以外は爆裂な業を知らず知らずに抱えている場合が圧倒的に多いと言えます。
そのため、私が「この人の弟子だったら良いんじゃないのかな」とお勧めできるような霊能者も、世の中にはおそらく0.1%も居ないかと思います。なんでしたら、日本に7~8人ぐらいも居ないかなと考えるところです。(沖縄・奄美に3人、本土に4~5人ぐらいじゃないでしょうか)

私が弟子および弟子的な感じで伝授をしているのは「術(除霊・浄化)」「ヒーリング(気功のようなもの)」のみになります。
つまりは、人様の人生に害を及ぼす可能性がゼロで、イコール神仏からのタタリを受ける可能性がゼロのものしか伝授をしていません。

霊視・霊感の伝授をもし本物の霊能者から受けるとすれば、凄まじいリスクの可能性を越えていかなければなりません。

本物の霊能者になる段階についてとそのリスク

本物の霊能者になるプロセスは、基本的には2系統しかありません。

霊能者になる段階として下記の段階が必要です。

1.一回、どう考えても精神病というレベルで気が狂う
2.臨死体験か半死半生の状態を2~4度ぐらい経験する

「一回、どう考えても精神病というレベルで気が狂う」のケース

1の場合は、巫病(ふびょう) という、Wikipediaに載っているレベルの有名なプロセスを経ることを言います。

このタイミングでは、人間にはあって霊的な存在には無い「先入観」みたいなものが消えます。

その先入観についての説明は無理・不可能に近いのですが、かなりざっくりとした説明をするとすれば、このような感じです。

・仮に立方体の青色に塗ってある箱があるとして、中身が赤い飴玉だとします。
・一般的には、それは青い箱で中身が赤い飴玉でしかありません。

これらの先入観が消えると、

・「それらは無でしかなく、虚でしかなく、名もなく、意味も役目も何も無い」という見方になる。
・「ありとあらゆるものは発生した瞬間に風化・消滅していくことを含んでいるので、あるものは、ありもしないとも言える」ということを実際に理解する。
みたいな感じになります。

これは色即是空 空即是色に近い考え方に一見すると見えるものの、まったく違うものになります。
なんでしょう、人間的な「形状+意味」での物事の捉え方に、「+成れの果てを見通すような時間軸の捉え方」「+存在するという概念を持つこと自体が実際には的を得ていないという気付き」みたいな物が加わる、という事になります。

上記の説明で訳が分かるおそらく人も居ないと思いますので要約しますが、つまりは、
「人間ながら、霊的な善の存在と同一の、超わけわからん物の捉え方になる」みたいな話です。

見え方・考え方が精霊さんやご先祖さんや神仏やらなんやらとそんなに変わらん、みたいな話です。

これらの概念を霊的な善い存在が「インストールしてあげる」という時期、人は「どう考えても精神病というレベルで気が狂う」とされています。

お恥ずかしい話、私は過去3週間ぐらいはこんな感じでした。

ちなみに、霊能者的に実際にノーヒントで色々当てられるのと、手を触れずに身体症状へアプローチできるのと、その手を触れずに身体症状へアプローチできるのを他の方にコピーできるのやら様々な要素がありますので、統合失調症および精神病患者ではないと客観的に証明ができるとは考えています。

ちなみに、「社会的に霊能者になるぐらい以外の使い道のない無能(だけど発達障害ではない程度の人間)であること」が必須条件になります。
これは「改造失敗してこいつ1人ぐらいダメになったって世の中なんも変わんねーわ」という、社会的な価値や影響度が安い人物に限られるという話です。

ちゃんとした霊能者になってからは私は頭は回る方にはなってきましたが、それ以前はおそらく自他共に認めるぐらいの無能人間でした。

「臨死体験か半死半生の状態を2~4度ぐらい経験する」のケース

偶然の事故もしくは自己責任のヤンチャによって、臨死体験を経験する人は様々に居ます。若くしてこれをやった場合、神仏の目に留まって霊能者になってしまう場合もあります。

臨死体験もしくは半死半生の状態をやった場合、天(神仏)から見た時のその人間の命の価値が7割減します。
「死んでたかもしれないヤツ」というのは、命の価値が低いと見なされる、ということです。
更にもう一度か二度経験すると、「命の価値が0に等しいヤツ」となります。

それぐらいになると、人間としての尊厳を神仏があまり認めなくてもいいので、勝手に改造して霊能者化してしまっても良い扱いになるそうです。

神仏からしても、正当正式な霊能者を作ることは実験的な意味合いが強いそうです。
そのため、きちんとした社会性を持った霊能者になる以前の段階で頭がおかしくなったり、人格が壊れたりなんだり、様々な出来事が起こり予後不良(廃人気味?)の人間になる可能性が40~45%以上はあるようです。

そういった場合に備えて、「一回、どう考えても精神病というレベルで気が狂うケース」の巫病で霊能者になる人間を含めて「あーあやっちゃった」で済むような無価値な人間が選ばれているようです。

トータルで分かりやすく言えば、「元々無価値な車だったから」「2回事故した車だから」の2パターンで「安い中古車だから改造してもええわ。なんだったら壊れてもええわ。」の精神として霊能者は生まれるのです。

簡易的に言えば、私は「元々無価値な車だったから」に相当する理由で霊能者になり、先代の泉 皇導は「2回事故した車だから」に相当する理由で霊能者になっています。

私は神社神道の神様に指をさしてもらい、先代は仏教の仏様に指をさしてもらった、という違いがあります。

親子二代ですが、どういったわけか違う理由で「天指し」を受けているようです。

「天指し」のない、当たらない霊能者

沖縄のユタ(沖縄特有の霊能者の形態)に言われる単語に、「天指し(てんざし)」というものがあります。これは沖縄特有の神様が夢に出る等で指名して、「お前ユタだから」といきなり指名を受けるようなシステムのことを言います(そして巫病になり、本物のユタになるプロセスを踏みます)。

神仏に指差された=天指しを受けた、という言葉はこの場では非常に使いやすいのでお借りしますが、「本物の霊能者になる段階についてとそのリスク」で語った内容はすべて天指しを前提としている話になります。

天指しを受けると、必ず「神仏と同一の見解を持つ霊能者」になります。
神仏の意に反する鑑定結果を言う霊能者は、莫大な業を背負い、失脚し、あるいは生き地獄のような人生になりがちです。

現代では「電話占いの霊能者」として、「天指し」のない精度が低すぎる怪しい霊能者や、統合失調症患者が自称霊能者を名乗った上で人に祭り上げられてしまった無能な霊能者、あるいは電話占い会社の用意したマニュアルに従って寄り添うだけの「ただの一般人」もしくは「真性の詐欺師」などが、いきなり個人事業主として30~40万ぐらいを得てしまう土壌が出来上がってしまっていますので、天指しのない、天の意思と全く違うことを言う霊能者が増えてしまったのだと言えます。

なんでしたら、「霊能者って単語ってブランドイメージあるから、一般的な占いの倍は取れるよね」みたいなビジネス的な印象すら、電話占い業界からはあるのかなと思います。
かくして、本物ではない霊能者が大量生産をされている状態があるわけです。

瞑想などでの霊感・霊視の開発に意味はあるのか

瞑想その他で霊感・霊視の開発をわざわざ行なう人が多く世の中に居ますが、結果的にそれで能力が身に付いたりする場合は確かにあります。

千里眼じゃないですが、遠くのもののビジュアルを見通せたり、相手の認識と同一の情報を伝えたり、言葉が勝手に口から出たり、自動筆記みたいな感じで知らないはずの情報を書いたりなどです。

これらは「本物の霊能者」と私は呼んでいない「霊感のある人」という段階のものになります。

この「霊感のある人」は「天指しではないので神仏が保護しない」というのが有りますので、霊的な虚弱体質になり、ザコ幽霊に憑依されて震えが止まらなくなるような事も起こり得ます。

また、後天的に自力で無理矢理霊能者になろうとした場合、「目に見えない世界についての発言が多い」「そういった世界観を前提とした会話しか24時間しない」という怪しい人物像になりえますので、ちょっとお勧めはできません。

そういった能力開発を行なった先には、自己責任でメンタルが狂うゾーンに至りますのと、よしんばそれで霊感霊視を手に入れたとして、仕事にすると精神的に異常に摩耗することと、あとは莫大な業を背負うことが容易に想像できます。

ご相談者様の人生にとっての重要な相談を、100回中1回外すだけでも莫大な業がそこには発生します。
この「霊感のある人」という段階でこの仕事をやるのは、本当に恐ろしいことだと私は考えます。

また、自力でなろうとして霊能者にはなれるようなものではないので、(20年以上前など、わざとなろうとしていた期間が私にもありましたが、全部無駄でした。間違いなく。)

これらを志す中で修行をしているような人は、今すぐ辞めることをお勧めします。

霊能者の弟子になるということとは

師事を仰ぐ霊能者を間違えず、丁稚奉公に耐える「社会的に霊能者になるぐらい以外の使い道のない無能(だけど発達障害ではない程度の人間)であること」という条件を達成している人であれば、ある日突然天指しを受けて霊能者になる可能性はゼロではありません。

「ゼロではない」可能性を越えた上、霊能者になるためのそのプロセスで45%ぐらい「あ、失敗しちゃった」として霊能者の出来損ない、かつ、元々無能だったのに更に酷くなってしまった人間になるリスクがあります。

そこをもし超えてでも本物になりたいのであれば、霊能者の弟子になることは止めはしません。

私個人からすると、これ以上に面白い仕事は無いのですが、他の仕事が出来る人間ではないので致し方なくやっている部分も無くはないと言いますか。

生まれ変わって人生をもう一度やるとしたら、小中高と努力して、大学で何らかの士業を志して、社会に出て資格と経験年数でご飯を食べるような人間になりたいと考えるところです。

あるいは工場に入り、転職で高く売れるエンジニアを目指すとか、いくらでも生き方はあるのかと思います。

霊能者の弟子になるというのは、リスクが大きいのでやはり私はお勧めをしません。

ちなみにノーリスクで、多少の才能がある人なら霊感霊視が出来る本物の霊能者にならせるような方法は私は持っていますが、様々なところを私と行脚する資金として800万円と、7~8ヶ月ぐらいの無職期間が必要です。
そのぐらいでしかご案内はしませんので、無理な人はすべからく諦めて下さい。

自称霊能者が大量に居る新興宗教

注意喚起も含めて、というところですが、私が知っている範囲では東京都および中部地方に、それぞれ1つの「霊能者」をウリにしているなかなか巨大な新興宗教団体があります。

私のご相談者様が「お寺で霊能者の修行をしているので御祈祷や占いを無料でさせてくれないか」とある人にお誘いをされ、何らかの申込書に名前を書いてきたということを仰っていましたので、「それ新興宗教団体なので、なりふり構わず脱退してくると良いですよ」とお伝えした次第です。

「新興宗教団体」は「新興宗教団体」です。ちょっと前に話題になった「新興宗教団体」です。それを隠して「無料占い」として勧誘するなんて、しかも宗教団体の申込書に記入もさせるなんて、あまりにも卑怯ではないですか。
なんちゃら真理教から分派した宗教がヨガスクールやヨガセミナーで会員を集めまくっているのと一緒か、それ以下です。

堂々と「私たちは新興宗教団体です!一緒に信心しましょう!」と爽やかに勧誘されているのであれば私は何も言いません。それで入るようなら、「はあ、どうぞどうぞ」というものです。

あとは「無料 ヒーリング」「無料 気功」みたいな感じで勧誘しているところも中部地方のどこかに本山がある新興宗教団体であるので、そちらも新興宗教と言っては誘ってこないので、お気をつけ下さい。(ガンが無農薬野菜とヒーリングで治ると言って勧誘していることが多いようです)

また、当然ながら「霊能者の弟子になりたい!」という方は、気付けば上記の新興宗教団体に取り込まれている可能性もあります。

そのような方向でも願う事自体がリスキーなところがありますので、あまり願わないほうがいいんじゃないかなと私は思います。

まとめ

・霊能者の弟子になるのは以下のようにリスクが高い
・実際の霊能者になるには、「もともと無能であること」もしくは「臨死体験を繰り返して無価値な人間である」いずれかの必要性がある
・そのプロセスで40~45%の確率で予後不良の人間になる
・すべてを乗り越えて霊能者になるということは可能
・「天指し」の霊能者以外は、莫大な業を背負う事になる(術・祈祷・ヒーリングのみなら誰がやるにも一切問題はないが、霊視・霊感占いを天指しの霊能者以外がやるのは極めて危険)
・無理に霊能者になろうとするのも大変危険。
・霊能者の弟子になりたい人を新興宗教に抱き込むようなケースもある。
・私の意見だと、そもそもなりたいと願わないほうが良い。
 なってしまうなら別。

以上です。

ちなみにキリスト教圏には天指しの霊能者が居ないとか、沖縄は無能じゃなくてもユタに天指しでならされる場合があるとか、様々な話がありますが、あまり深掘りしても読みにくい記事になりますのでこのようなところで。

神気界について


愛知県名古屋市中村区にて、先代より引き継ぎ二代目の霊能者として占い鑑定所を開いております。
完全予約制にて、対面鑑定・電話占いによる鑑定により1日2件限定にて多くの方をご鑑定差し上げております。

一度の相談のみで結果・成果を出し解決する事を重視し、霊能者としての占い・除霊・独自の気功を行っており、また、「事実視えない力が扱える霊能者である」と誰しもが分かるような証明を全ての鑑定にて行い続けています。

お越し頂ける範囲の方の鑑定のみならず、「電話占い」により日本全国に対応しております。
お悩みの有る方や迷いのある方は、ぜひ一度ご依頼を下さい。

個人の方は、対面占い・電話占いともに50,000円/90分にて鑑定を行っております。
皆さまからのご依頼を心よりお待ち申し上げております。

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神気界 泉 皇導<コウドウ>

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